インスタグラムに新しく追加された「地図」機能が、ユーザーの間で大きな注目を集めています。
この機能では、位置情報が紐づいた通常投稿を地図上に表示できるほか、ノートの追加や、フォロワーとの位置情報共有も可能です。
設定次第で共有をオフにすることもできますが、確認せずに進めてしまうと、自分の居場所を他人に知られてしまう恐れもあり、注意が必要です。
実際、SNS上では
「これはちょっと危ないかも」
「アップデートしただけで位置情報が共有されるの?」
といった不安の声が多数見られます。
本記事では、そんなインスタグラムの地図機能の対策について解説していきたいと思います。
インスタグラムの「地図」機能とは?
インスタグラムを最新バージョンに更新すると、ダイレクトメッセージ(DM)の画面上部に「地図」ボタンが新たに表示されます。
このボタンをタップすると、まず機能の概要が紹介され、その後に「誰と位置情報を共有するか」を選択する設定画面が表示されます。
初期設定では「共通のフォロワー」が自動的に選択されているため、注意が必要です。
そのまま内容を確認せずに「シェア」を押してしまうと、相互フォローしているすべての相手に、あなたの現在地が共有されてしまう可能性があります。
位置情報を「知られない」ための対策は?
対策方法を順番にお伝えします。
対策方法
1. 位置情報を共有したくない場合は、「シェア」ボタンではなく、その下にある「後で」をタップ
2.「非表示モード」になり、あなたの居場所は地図上に表示されなくなります。
※うっかり「シェア」をタップしてしまった場合でも大丈夫です。地図を表示して画面右上の設定アイコン(歯車マーク)をタップすると「非表示モード」を選び、「再びオンにするまで」を選択して「更新」ボタンを押せば、位置情報の共有をオフにできます。
まだ知られていない、もう一つの手段
実は...もっとシンプルな方法があります。それは、アプリの位置情報の「オフ」です。
方法は
1.設定から「アプリ」を開く
2.Instagramを選択する
3.一番上の位置情報を「しない」にする
これで位置情報を共有されることはないでしょう
テスト運用から本格導入へ、位置情報の誤共有には要注意
今回は、インスタグラム新機能「地図」機能の対策について解説してきました。
押さえておきたいポイント
インスタグラムの「フレンドマップ」機能は、2024年2月に初めて存在が明らかになり、同年夏ごろから一部地域で限定的なテストが実施されてきました。そして2025年4月に入り、テストの対象範囲が徐々に拡大しているようです。
当初は、インスタグラムはこの位置情報共有機能について「オプトイン方式(ユーザー自身が利用を選択する形式)」で提供すると発表していました。
現在の状態でも基本的にはユーザー自身が共有の可否を選べる設計ですが、「シェア」ボタンをタップするだけで現在地が公開される仕様となっており、うっかり操作には十分注意が必要です。
見知らぬ人に知られる前に対策をしてみてはいかがでしょうか?