台風10号(サンサン)の進路が注目されていますね。
今回の台風は発達するにつれて日本へ直撃すると予報されて、米軍の予測も含めた進路予想が話題となっています。
最初に上陸すると見込まれる鹿児島県の方は影響が気になっているのではないでしょうか?
この記事では、台風10号の最新進路予測や日本への影響、さらに米軍による予測について紹介します。
台風の進路や影響が気になる方は、ぜひ最後までお読みください!
【2024】台風10号(サンサン)鹿児島県への上陸はいつ?
台風10号たまごは、2024年8月21日に気象庁が発表した予報によると、マリアナ諸島付近で発生した熱帯低気圧から発達しています。
この熱帯低気圧は、24時間以内に台風に発達する見込みで、徐々に北西方向へ進んでいます。
気になる鹿児島県への影響を見てみます。
ポイント
鹿児島県への影響は8月26日午前以降になるようです。
ただし上陸前から大雨が降る恐れもあるため、今後の台風の動向に注意してくださいね。
【2024】台風10号(サンサン)鹿児島県へのWindy最新進路予想!
ヨーロッパ(チェコ)の企業が提供しているサービスで、リアルタイム気象情報の Windy.com を見てみます。
現在の天気図~約10日後の予想まで見ることができます。
風の強さ・向きと等圧線を示した図がこちらです。
画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生されるので、確認してみてください。
また、雨と雷の様子はこちらです。
日本列島の下の方に大きな雨雲と雷が発生しているのがわかります。
8月26日の夜に日本に上陸する予想です。
最初の上陸は四国あたりと予想され、その後北上するようです。鹿児島県への影響は8月26日午前から始まりそうです。
【2024】台風10号(サンサン)鹿児島県への米軍JTWC最新進路予想!
米軍(JTWC)はアメリカが海軍・空軍が共同運営している気象情報機関です。
JTWCは台風が発生している場合、6時間ごとに情報を更新しています。
① 米軍(JTWC)の進路予測と気象庁の違い
米軍(JTWC)の進路予測は、日本の気象庁と同様に重要な情報源となっています。
米軍の予測は、主にアメリカ海軍の合同台風警報センター(JTWC)が発表しており、その進路予測は世界中の気象機関やメディアが参考にしています。
気象庁の予測と米軍の予測には若干の違いが見られることがありますが、それぞれが独自のモデルとデータを使用しているためです。
米軍の予測では、台風10号が日本の南海上を北西に進むにつれ、勢力を強めながら接近するようですね。
この予測は気象庁のものと大きくは異ならないものの、進路の細かなズレが生じることがあり、これにより影響を受ける地域や時期に若干の違いが出る可能性があります。
上図の「TD11W」が台風10号です。(※米軍と気象庁では、台風の連番の付け方が違うようです。)
はっきりと大きな雲が確認できますね。
② 米軍予測による日本直撃の可能性
米軍の予測によれば、台風10号たまごは8月26日頃に日本列島に接近し、その後日本直撃の可能性が高いとされています。
特に、本州の南部から東部にかけては強い影響を受ける可能性があり、風速や降水量の増加が予想されます。
また、台風の中心が陸地に近づくにつれ、高潮や河川の氾濫などのリスクが高まるため、沿岸地域では特に注意が必要です。
この米軍の予測は、日本国内の自治体や防災機関にとって重要な参考情報となり、住民に対する避難勧告や災害対策が迅速に行われることが期待されます。
ココに注意
JTWCの予報には、世界標準時(UTC)での時刻が使われています。そのため日本時間に変換する場合は、世界標準時に9時間を足す必要があります。
上図では「27/00Z」(27日0時)と記載があるため、9時間足して「27日9時」となります。
③ 米軍予測と信頼性について
米軍の台風予測は、その精度と信頼性の高さから多くの国や地域で重視されています。
しかし、自然災害の予測には常に不確実性が伴うため、気象庁や他の気象機関の情報と合わせて総合的に判断することが重要です。
米軍の予測は、台風の進路や勢力に関する重要なデータを提供しますが、特定の地域での具体的な影響は、地域の気象機関の情報に基づくことが推奨されます。
このため、台風10号たまごに関する最新情報を常にチェックし、複数の情報源を活用して安全を確保することが求められます。
【2024】台風10号(サンサン)鹿児島県への気象庁最新進路予想!
日本の気象庁による台風情報を見ていきます。
2024年8月22日AM9時、中心気圧1000hPa、最大風速20m/s(40kt)の台風10号(サンサン)が記載されています。
また、気象庁による詳細情報を見てみると、8月27日09時頃に日本に上陸する予想です。
気象衛星ひまわりのデータで雲の様子を確認してみても、台風10号が日本列島の南側にはっきりと確認できます。
【2024】台風10号(サンサン)九州への被害に備えるために:今できること
台風が日本に接近する可能性が高まる中、私たちが今から準備しておくべきことをいくつか挙げておきます。
- 非常用品の確認:水、食料、バッテリーなどの非常用品を今一度チェックしておきましょう。
- 避難場所の確認:自宅の近くの避難所や避難経路を確認しておくことが大切です。
- 家の周りの安全確認:強風による飛散物を防ぐために、ベランダの片付けや屋根の点検を行いましょう。
今回の台風は非常に勢力が強いので、取り越し苦労になるかもしれませんが、養生テープでガラスの対策しておくことをお勧めします。
まとめ
台風10号がどのように発達し、どこに向かうのかはまだ不確定な要素が多いですが、進路予想は随時更新されていきます。
私たちができることは、最新情報を常にチェックし、万が一に備えて準備を怠らないことです。
台風の季節はまだ続きますが、皆さんが安全に過ごせるよう、引き続き情報を発信していきます。